今夜、暇を取らせていただきます

文化的ニート(令和版)

目眩と選挙

 最近、本当に世間の中での状態が目まぐるしく、ただただ情報を追うだけで疲労が溜まっている。
 完全の平和なんて無くて、現在世間で言われている「平和」ってのは、膨らんだ風船みたいなものだ。誰かが針を一刺しすると、莫大な破裂音と一緒に消滅する。そういうことだよ。ということで、7月は激動でしたね。

 今日は選挙についての話になるんだけれど、政治的な話を少しでもされるのが嫌っていう人は見ないほうが良いかもしれない。あんまりハードな話はしないけどね。

 

 さて、第25回参議院選挙が終わって三日?ぐらい経った。選挙は皆行かれただろうか。僕は住民票を東京から移していないので、不在者投票の申請をして、期日前投票した。
 結果はまあ、うん。割と目に見えた結果もありつつ、「おお、こんな人も当選するのね」って感じもあった。選挙に実際に行った方は、結果を見るのが割と楽しくもあったんじゃなかろうか。
 選挙の機会ってありそうであんまり無いので、行けなかった方は是非次の選挙に行ってみては。行けない方は、知識だけは付けておくに越したことはないかと。正論反論異論、全部読んで聞きましょう。難しくないぜ。

 

 結果はこちら。

www.nhk.or.jp

 

 そしてもうマンネリしてきた「投票率低すぎ問題」。ここ5年ぐらいずっと言われてる気がする。それに対してTwitterで色々物議を醸していることは見て取れる。

 

 

 

 「行けないにも理由がある」「行っても分からんから無責任な意見になってしまう」「住民票変えてなくてもできるの知らなかった」などなど。わかる~と思うことも多々あり。というか、こういう率直な意見ってやっぱり重要よね。Twitterとかinstagramって、一番国民の率直な声を聞けるツールっていうのは政治人の人たちは理解しているのかな。もっと活用して、もっと交流すればいいのにね。まあ、プライドとかあるんかな。分からんけど。
 現在IT技術(っていう言葉ももう古い気がするけど)が発達しているのに、選挙とかは前時代的なんだよね。まだ紙媒体で、選挙の通知表来るのも郵送だしね。どうにかできる気がして、何処かネックがあるのだろう。
 
 バーニー・サンダースという人がいる。2016年のアメリカ大統領選挙で、民主党候補をヒラリー・クリントンと僅差になるまで競い合った政治家だ。
 彼の考えは社会主義的側面を持つものが多い。勿論、それゆえ反対勢力も数多く存在する。しかし、その政策を喉から手が出るほどに望む層が彼を支持し始めたのだ。労働者層、そして、学生層だ。まあ、貧富の差が激しい&経済的負担が洒落にならないアメリカでは納得だけど、「社会民主主義」がウケる時代ってのは前例があんまりない。次期の大統領選挙にも出馬すると表明している。どうなるか分からんね。日本もね。

 

 「外国だからさ、意識高いんだよ」とか、「選挙率だって日本よりもずば抜けて高いのはどうしようもないじゃん」とかじゃない。アメリカは日本とどっこいどっこいの選挙率。正直日本では、政治の関心や知識は薄い、少ない。一番の問題は、そこだろうな。

 

 正直僕も政治のことについてめちゃくちゃ詳しいわけじゃないし。不確実性がある意見しか言えないんだけど、それでも、ちょっとでも「選挙気になる!」ってなったら、色々調べてみるのは良いかもです。僕は選挙公報が別府のやつしか来なかったので、候補者を調べて、その候補者についてのwikipediaを全部読みました。あと政党はどういう意見持ってるんだ?とか。無駄な時間なんかじゃなかったです。

 

 終わりに、うちの大学の学長が良い記事を書いていたので、載せておきます。いい文章を書きますよね、このおじさん。これを読んで、今度は選挙、行ってみたらいかがでしょうか。


 

politas.jp